不動産売買 の事例紹介
課題:土地を売却して借入金を返済したい

その土地、磨けば光るかも。売らない選択肢も。
その土地は、A様のお父様が購入された山林。A様が相続されたあと、鉄道建設と区画整理が行われ、換地処分※によって、駅から近い約300坪の土地を取得されました。また、A様のお父様は、多くの賃貸アパートやマンションを所有され、建築時の借入金で相続対策をされていました。無事に相続を乗り越えることができましたが、A様は土地を売って、この借入金を返済したいとお考えでした。
※区画整理にかかる土地の所有者に対し、区画整理後の土地を割り当てたり、あるいは金銭で清算したりするもの。

提案:時期を待ち土地活用をすることをご提案

A様の土地から駅を挟んだ反対側のエリアは一足先に区画整理が済み、多くの商業施設や分譲マンションが立ち並ぶ有数の地価上昇地域。駅から近いA様ご所有地の地価が上がる時期がくることが予測されました。ニーズが高い高齢者住宅を建築すれば、借入金を返済しても余りある収益を生み出せますし、当面コインパーキングとして地価が上がった時点で売却も考えられるとご提案しました。現在、具体的なプランをご検討いただいています。土地の本来持つ力を活かすため、時には「売らない」ご提案もいたします。
ここがポイント
売買仲介専門の会社であれば、スピーディに売るためのご提案をされるでしょう。
しかし必ずしも売って現金化することだけがゴールではないとすると、資産運用に詳しい会社であれば売却以外の可能性を見出し、より資産との上手な付き合い方の提案が期待できます。