Aさん一家はAさんと息子さん2人の三人家族。
Aさんは自宅と賃貸用のアパートを不動産として所有しています。自宅は立地もよく、資産価値の高い優良不動産ですが、アパートは築40年が過ぎ、老朽化が進み、また空き室も多く、家賃の滞納まである始末。
今後、自分がいなくなった時の事を考え、息子さんたちに譲ることを計画しておられていたのですが、2人からは"アパートは引き継ぎたくない、引き継ぐなら自宅を"と言われ、何やら険悪な雰囲気が。
このままでは相続はもちろんのこと、兄弟間に亀裂が入ってしまう、何か良い方法は無いかとご相談に来られました。
課題:土地を売却して借入金を返済したい
その土地は、A様のお父様が購入された山林。A様が相続されたあと、鉄道建設と区画整理が行われ、換地処分※によって、駅から近い約300坪の土地を取得されました。また、A様のお父様は、多くの賃貸アパートやマンションを所有され、建築時の借入金で相続対策をされていました。無事に相続を乗り越えることができましたが、A様は土地を売って、この借入金を返済したいとお考えでした。
※区画整理にかかる土地の所有者に対し、区画整理後の土地を割り当てたり、あるいは金銭で清算したりするもの。
オーナー様のM様より、『駐車場を賃貸住宅にしたい』とのご依頼を頂き、早速担当者がアパートの提案に伺いました。
作成したプランを持って、いざ現場を見に行くと、北も南もアパートが建ち並んでいました…。このなかでアパートを建てても埋もれてしまうし、新築ならまだしも、10年経つとどうなるだろう…。
自宅に隣接する老朽化した賃貸アパートを建て替えて、賃貸マンションを建築されたいと当社にご相談にお見えになったY様。
『活用が難しくなった建物に手を入れながら事業を続けても先が見えているし、相続のことも考えて資産の整理もしておきたいから。』というのがオーナー様のお考えでした。
土地建物を相続したものの、老朽化していたため空き家のままにしており、解体業者を探していたT様。
T様のご友人様から、「解体やってくれる建設会社がある」と、私共をご紹介いただきました。
Y様は相続により受け継いだ賃貸住宅をご所有されていました。始めのうちは空室が出ても、すぐにご入居が決まっていたのですが、バブル崩壊後の市場の低迷により賃料相場がじわじわと下落。築年数も経ってきたY様の物件は改修工事費もかさみ、資金繰りが厳しくなっていました。
ついにはキャッシュフローの悪化から税金も納めきれなくなってしまったY様は、困りきって当社にご相談にお見えになりました。
市川市内に約2000坪もの土地を相続されたT様。
この他にも多数の不動産をお持ちだったため、当然相続税額は大きくなってしまいます。
T様は相続税の納税資金確保のために売却をお急ぎでした。
まずT様はお知り合いの大手不動産会社に売却のお話しを持ちかけました。
しかしスピードを重視されたために査定金額は満足のいくものではなく、売却が上手くいっても納税後は現金が残らないということにご不満をお持ちでした。
金利が高い時代の借入金で賃貸経営を始められたY様。その後の経営拡大で複数の金融機関から
借り入れている状態でした。
もちろん金利や期間等の条件はバラバラ。
なかには毎月金利だけを支払っている借り入れもあるなど、資金面の問題から必要な修繕も
ままならなくなって当社にご相談にお見えになりました。